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2006年6月11日 (日)

同級生

先日、Youさんから紹介された「カズの愛した国立」を読んで、思い出したことがあります。

私の同級生のY君も16歳で亡くなったことを・・・・。

彼とは特別仲が良かったわけではないけれど、中学2年生の時に同じクラスになり、席も近かったのでよくたわいのない話や冗談を言ったりしてました。

彼のニックネームは「ももいち」君。

何でそんな名前になったのかは覚えていないけれど、みんな「ももいち君」って呼んでいました。

野球部のピッチャーで、背が高くて痩せていて、ちょっぴり恥ずかしがりやだったけど優しい子でした。

彼は学校の近くの長屋でお父さんと二人暮し。お母さんはいませんでした。

どうして?って聞く勇気は当時の私にはありませんでしたが、彼は卑屈になる事も無く明るい子でした。

野球の練習試合でゼッケンを縫い付けることは自分でやったりしてました。

時々私に「お前、裁縫とかできるか~?俺、自分でやってんだぞ~、練習終わってキツイのにさー、メシの後片付けしてから自分でやるんだぞ~」なんて、笑いながら言ってました。

男の子なのにお母さんがいないから大変だな~って、ももいち君エライな~っていつも思ってました。

3年生になるとクラスが分かれてしまって、話す機会も少なくなってしまいました。

その頃の私は、今とは別の脊髄の病気で上半身にコルセットをはめていて、ちょうど首輪をはめているような姿だったんですね。

そのことでは随分イジメラれましたけど、その話しはまたいつか・・・・

そのコルセットを外していいとの許可が降りた頃、周りのみんなは首に変なものを付けてるのが当たり前に思ってたので、誰も私のコルセットが外れたって気付く人はいなかったんですね。

でも、ももいち君は私とすれ違いざまに

「おい、まる!お前、あの変なの外れたのか? よかったな~」

って誰よりも先に気付いて言ってくれたんです。嬉しかったな~

私は男の子に気付いてもらえるなんて思ってもなかったので、嬉しくて何て言っていいか分からず

「うん!外れたの。ありがとう」 っていったのを覚えています。

高校は別の高校になりましたが、朝時々会う事があり、照れ屋の彼はペコッと頭を下げて挨拶するだけでした。

高校1年生のクリスマスイブの夜、中学校の同級生から電話がありました。

「ももいち君が亡くなった」

え??どうして? まさか・・・・

実はその日の朝、なぜかふと、ももいち君が死んでしまった・・・そんな思いが頭の中をよぎったんです。

その時は、「まさかね、そんなことあるわけないよ」って思ったんですけど・・・・

現実になってしまった・・・・

私のせい? 私があんなこと思ったから? 

しばらくボーゼンとしましたが、すぐにみんなでももいち君の家に集まりました。

野球の練習中に急に倒れ、急性心不全だったそうです。

亡くなったももいち君の顔を見ても、死んでしまったなんて思えませんでした。

火葬場で最後のお別れをした時も、もしかして「嘘だよ~、お前信じたの?バーカ」って笑いながら起きてくるんじゃないかって思いました。

彼は私に、死はこんなに近くにあるものなんだよって教えてくれました。

死ぬっていうことは、もっともっと先のことで自分にはまだ関係ないと思ってましたから。

クリスマスが近づくと、いつも、ももいち君のことを思い出します。

生きている時は辛い事が多かったから、神様が早く楽にしれくれたんだよね。

きっと天国で今も野球やってるんだよね。

ももいち君、ありがとう。

私、ももいち君からもらった優しい言葉を今でも忘れてないよ。

ももいち君がこの世で頑張ってたこと、ちゃんと覚えているからね。

ちょっと、センチメンタルなお話しでした・・・・・・・ (=^_^=) ヘヘヘ

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コメント

>死ぬっていうことは、もっともっと先のことで自分にはまだ関係ないと思ってましたから。

オラもずっとそう思っていただよ。
でも、こういう話を聞くと思い違いだと
悟らされるだな。

ありがとうだ、ぽちっ

投稿: ディーター | 2006年6月12日 (月) 00時50分

切ないですね・・・。
心の優しかった「ももいち君」だけに・・・。

ほんとに、いつ何があるか分かりませんよね。
1日1日を大事に生きていきたいものです。
周りの多くの人に感謝しながら。

ぽちっ。

投稿: miho | 2006年6月12日 (月) 00時58分

まるさん こんばんは、youです。

>「おい、まる!お前、あの変なの外れたのか? よかったな~」
さりげない言葉の中に、優しさが一杯つまっていますね。
(まるさんも、いろいろ大変だったのね。。。)
でも、今でも まるさんが覚えていてくれてきっと喜んでいるでしょうね。

投稿: You | 2006年6月12日 (月) 01時25分

人は生まれたときから
死に向かって歩き出しているって
いうけど、なぜに若くして前途ある
人の命を神様は奪ってしますのか?
何の意味があるのか?
私も夜寝る前、部屋が暗くなったとき
ふといつか死ぬんだって考えると
いてもったてもいられなくなる。
不安と恐怖にさいなまれる。
しかしいつかは・・・誰だって・・
だから今を精一杯生きよう
そう考え自分に言い聞かせて、
後悔のないように毎日を過ごすようにしてます。
明日、私のブログに「別れ」という
星野さんの詩のせますので、
見に来てください。

投稿: とも | 2006年6月12日 (月) 02時53分

まるさん
おはよう御座います
若くして亡くなると言う事は残念ですね
親より先に逝くと言う事は 逆縁 と言ってね
その子は親に取っては兄弟が何人か居ても一番良い子で
優しい子なのですね だから 他の兄弟が悪いと言うのではなく
逆縁とは 順縁の裏です,「ももいち君」元気で野球していると思うよ悲しかったね(・-e-・)

投稿: jyunsho | 2006年6月12日 (月) 07時43分

 ・・・。なんか。・・・。ゆみぞ~も同じなんですよ まるさん。
あたしは 16歳。彼氏も同じクラスの16歳。 その日も夕方から会う約束でした。2時10分。1本のTEL.それは彼が事故に遭ったというTELでした バイクが好きで運転も上手かったです。対向車のトラックにひかれて、即死でした。 何年も何年も・・・もちろん今も忘れていません。 まるさんのブログを読ませてもらって(他の記事も・・・あたしと良く似た状況だったりして、ドキッとしました。)昨年 ゆみぞも耳下腺腫瘍を摘出した事、2年前、父を糖尿病から心臓病をわずらい、心臓の大手術を受けましたが経過が良くなくて 足が壊疽になり切断しました。その日の深夜に頑張ってくれましたが・・・父は敗血症で亡くなりました。。。(自分のブログでは書いていません;) みんな色々あると思います。。。。 でも。。。全ては自分にとっては、不可欠な経験をさせられているんだと ゆみぞは思っています。 まるさんもたくさんのみんなに守られていると思いますよ♪ももいち君にもね!

投稿: ゆみぞ~ | 2006年6月12日 (月) 09時10分

同級生の死は色々複雑な気分ですね。
小学校の時の悪ガキ君が海で溺れて死んだり、中学校の時のイケメン君がバイク事故で亡くなったり、10代で亡くなった人が何人かいます。親御さんの気持ちを考えると・・・。
自分は生まれた時、仮死状態だったのと、大人になってから交通事故で死に掛けたのと、2回助かりました。強運の持ち主?3度目はないかも?気をつけなければ!!

投稿: グッピーちゃん | 2006年6月12日 (月) 11時39分

まるさん こんにちわ
今から三女を迎えに行って、耳鼻科に行こうと思っていたのに、涙が止まりません。
なんでこんなに優しい子が、急に亡くならなくちゃならないの?
でもまわりでも、そういう人に限って、急に亡くなったという話を聞きます。
神様に呼ばれちゃったのかな…?去年子供の体操の先輩が、癌でなくなりました。長女の同級生でした。お葬式に行ったけど、子供のお葬式って辛いです。いまでも思い出すと涙が出てきます。

投稿: マヤmama | 2006年6月12日 (月) 14時39分

まるさん、こんにちわ
「ももいち君」の話を読んで、また涙です。
きっと、カズの同級生も同じような思いをしてるんでしょうね。
でも、そういう悲しみって、きっとみんなに、生の大切さを教えてくれるんでしょう。だから、カズの死も、みんなに...。

投稿: aocha | 2006年6月12日 (月) 15時35分

まるさん、こんにちは。

……切ない話ですね。
俺は父親を早くに亡くしているので、自分は絶対に子どもを遺して死ぬものか!と思っています。
彼女からも、「将来のことを考えて、健康に気を付けてね」なんて言われてます……///て、ノロケ話ですけど(苦笑)。
死は、いつ襲ってくるか分からないけど、いまはとにかく、精一杯生きていたいです。

投稿: 大見_解 | 2006年6月12日 (月) 17時53分

まるちゃん、こんばんは☆

>私のせい? 私があんなこと思ったから? 
って、ことは無いとおもうよ。
誰かの「死」に直面した時って、思わぬ自分と遭遇したりしてそのことに驚くことがある。
自分て…。

テレビでこんな話をしいたのを思い出しました。
小さな子に「天国ってどんなところ?」って聞かれたその人は「自分は行ったことがないからわからないけど、きっといいところなんだよ。だって、天国に行って戻ってきた人はいないからね。」

投稿: konatsu | 2006年6月12日 (月) 20時55分

久しぶりにきました!もう読んで涙がボロボロと・・・・(泣)
いい人ってなんですぐに居なくなってしまうのか?私はそう思ったことがあります。でも、人間は居なくなって初めてその人がいかに大切だったかを思い出される気がします。そう思ったときに、なぜか人には優しくしようって考えるんですよね私・・・

投稿: 美帆 | 2006年6月12日 (月) 21時00分

★ディーターさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
そうなんですよ~、もしかしたら明日死んでしまうかもしれないんですよ~。
だから、1日1日を大切にしないとダメなんですよね。


★mihoさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
ももいち君は本当に優しい子でした。
だから、突然の別れは辛かったけど、ももいち君の優しさを今も覚えていられて幸せだと思っています。


★Youさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
変な格好をしてた私に優しい言葉を掛けてくれたももいち君の事はずっと忘れないと思います。
ももいち君は私にいろんな事を教えてくれました。

★ともさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
人はいつか必ず死ぬって分かっていても、あの頃の私には全く実感がなかったんです。
でも、ももいち君はそれを身をもって教えてくれました。
星野さんの詩、ぜひ見に行きますね。

★jyunshoさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
親より先に死ぬ事ほど親不孝は無いと聞かされていましたから、親にとっては一番可愛い子って聞くと、少しホッとします。
ももいち君が天国で野球を頑張ってくれてたらいいなー


★ゆみぞ~さん、こんばんは。
ゆみぞ~さんも辛い体験を乗り越えてきたんですね。
それに、何だか私と少し似てますね。
苦しみや試練はその人が乗り越えられると思うから、神様が与えるんだよって聞いた事があります。
一緒に乗り越えて行こうね。


★グッピーちゃん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
グッピーちゃんは2回も危険な目にあったんですね。
それでも生きていられるのは、きっと何かの役目を果たすためですよ。
何だろう?でも、事故には気をつけてね。


★マヤmamaさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
親が子供の葬式を出すなんて、どんなに辛い事なんでしょう。
その頃の私は、そんな事を考える余裕なんてなかったけど・・・
でも、いい子だったから神様が早く呼んで楽にしてくれたんじゃないかな?って思ってます。

★aochaさん、こんばんは。
いつもコメントありがとうございます。
ももいち君が私に教えてくれたように、カズ君も友達にいろんな事を教えたはずです。
カズ君がこの世にいないのは悲しいけれど、身をもって大切なことを教えてくれたんだと思います。


★大見_解さん、こんばんは。
何気にノロケてますね。 (^▽^笑)
でも、大切な彼女の為に1日1日を大切にしてくださいね。
彼女を悲しませたら承知しませんよ~


★konatsuさん、こんばんは。
あの日、本当にももいち君の死を予感したというか何というか。。。
優しかったから余計にショックだったんです。
でも、天国っていい所なんだよね。
だって、ももいち君も帰ってこないもんね。

★美帆さん、こんばんは。
あれ?
美帆さんとmihoさんは別人???
あ・・・・ゴメンなさい。私勘違いしてたかも。。。
もしも、ももいち君が元気だったらこんな風には思わなかったかもしれませんね。
大切な事を教えてくれたももいち君には感謝しています。

投稿: まる | 2006年6月12日 (月) 21時52分

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